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伝えていきたいと強く思うこと [着付]

着物の着付けは難しいと思われがち
確かに、ボタンをかけるのとは違い
教えて貰ってすぐできるというものではないのですが

でも、仕立てあがった状態では着られないという不完全さに着物の良さがあるのだと思います

少々体型が変わっても着られるとか
大切にとっておいて、子どもにも着せてあげるとか

それは皆さんもご存じのこと

でも、それだけじゃないんですよね

紐で合わせ方を決めて行くからこそ
たとえば、背が高い人、低い人、それぞれのバランスで着ることが可能になる

顔が面長か丸顔かによっても
似合う衿の合わせ方があると私は思っています

おはしょりの長さも、体に巻く帯の幅の出し方も、帯結びのお太鼓の大きさも
すべて自分が一番素敵に見えるバランスで合わせることができるのは
昔ながらの紐で着る方法ならではの事です

それを伝えたくて始めた着付け教室には
自分の着姿にこだわる、研究熱心な生徒さんが集まってきています

昨夜のお稽古でも
自分の使う衿芯とお隣でお稽古をしている方の使う衿芯を比べ
硬さ、長さが違うことを話題にしていらっしゃいました

自分の体に合った衿芯があるということを理解できるようになったと…
加えて、たぶん、自分にはもう少し長いほうがいいだろうと思うとまでお話していました

ここまで来られたことを、私は嬉しく感じています

サークル感覚で続けながら、
着付け師が教える着付け教室だからこそお教えできることを吸収して欲しい・・・
というのが着付け教室を始めた当初からの私の願いですから

もっともっと伝えたいことはいっぱいありますし、多くの人に伝えたい
でも、少人数制だからこそ、目が行き届くわけですし、
教室を大きくすれば今までのようにはお教えできなくなる

しばらくはこのまま、今いらしている方たちの満足度を高めることを考えていきますが
「もっと伝えたい」
その思いを大事にするために、今の気持ちをここに残しておこうと思います

※ 今日の更新は「Yumiのブログ」と同内容のアップとさせて頂きました


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